2005中国煙台市投資環境及び重点
産業説明会 ご案内
煙台市人民政府
副市長 李淑芹
2005中国煙台市投資環境及び重点産業説明会
ご案内
拝啓 時下益々ご清祥のことと、お慶び申し上げます。
この度、中国煙台市人民政府は4月5日、東京において“2005中国煙台市投資環境及び重点産業説明会”を開催する運びとなりました。
山東半島の北部に位置する煙台は、大連、天津、青島と並ぶ環黄海・環渤海地域の重要な都市で、中国北方地域の交通の要所であり、中国で最初に認定された14の沿海開放都市の一つでもあります。2003年に日本貿易振興機構が日本で発表した“中国進出日系企業の実態と地域別投資環境満足度評価”では、中国67都市、開発区の中でトップクラスの評価をいただきました。
今回、煙台市と東京及び首都経済圏との経済貿易、投資協力などを一層強化するために、別紙とおり説明会を開催致します。万障お繰り合わせの上ご参加賜りたくご案内申し上げます。
敬具
《 煙 台 の 魅 力 》
▶中国南北の中核都市及び中国内陸と海外を結ぶ交通の要所
地理的に北には天津、北京、大連とゴールデンデルタを形成し、南には済南、煙台、青島ともう一つのデルタを形成しております。この二つのデルタの一角にある煙台は、環渤海経済圏、首都経済圏及び東北経済圏の中心でもあります。もともと煙台は中国内陸とを結ぶ海洋交通の要衝都市であり、すでに開通した黒龍江省同江―海南省三亜間の同三高速道路と2006年就航予定の煙台―大連間の鉄道フェリー路線は、煙台を南北ユーラシア大陸を結ぶ交通の要にさせることになるでしょう。
▶理想的な投資先
煙台市では伊藤忠商事、三菱商事、三菱マテリアル、三井物産、デンソー、ホンダトレーディング、矢崎総業、荏原製作所などの大手企業がすでに事業を行っているほか、中小企業が安心して進出しやすい所として注目されています。既に投資した外国企業は好調な業績をあげており、荏原製作所が投資した煙台荏原空調設備有限公司は2003年に59社の海外工場の中で最高の利益を実現し、同社総経理が同年度唯一の“優秀経営者”を受賞しました。また、煙台通用東岳自動車有限公司は、アメリカのGMが2003年に200社以上の海外企業にて、“全世界総裁賞”を受賞した6社の内の1社であるほか、韓国の大宇重工業㈱は1994年煙台に進出し、良好な業績で、蔡総経理が韓国大統領から“銅塔産業勲章”を授与されました。煙台はより一層注目を集める理想的な投資先になっております。
▶潜在力ある港町
煙台市には4つの国家1類開放港を含む9つの港があり、1万トン級のバースも31を数えます。70以上の国家・地区との航路を持ち、日本の関東(東京、横浜)、中部(名古屋)、関西(大阪、神戸)、九州(門司)と定期直行便があります。煙台市は改革開放以来、機械製造、自動車及び関連部品、IT電子、食品加工、繊維・アパレルなどをはじめ各製造業が飛躍的な発展を遂げました。2004年度煙台市のGDPは1,639億元(前年比18.8%増)に達し、経済成長率は中国最初に認定された14の沿海開放都市の中でナンバーワンです。
▶中国で最も住みやすい魅力的な海浜都市
沿海開放都市の煙台市は、徐福の故郷でもあり、七福神の渡海の出発地として知られる蓬莱閣など多くの観光名所があり、国内外でも有名な観光地となっています。煙台は自然環境に恵まれており、美しい風景、人に優しい気候を有しています。また、国際葡萄酒局から“国際葡萄.葡萄酒町”との称号を命名されるなど、農産物が豊富で、魅力的で最も住みやすい都市の一つとされています。2004年、“中国の最も魅力ある十大都市賞”と“中国人間居住環境賞”を受賞しました。同年、中国都市競争力研究会による281都市に向けた“誠信政府”アンケートでは15位にランキングされました。